第1学年の正の数負の数の乗法除法の計算を理解させるため、下記のような自動車の模型を型紙で作り、説明しました。自動車は、数学教育96年5月号を参考にし、後部に数字を書いたカードを差し替えできるように上下を少し切り、変速レバーを前に倒すと+、後ろに倒すと−が表示するようにしました。また、正の数は右向きの赤い自動車、負 の数は左向きの緑の自動車を利用しました。
この自動車を使うと、左向きで時速5kmの速さで進む自動車が、変速レバーを前進に入れて2時間進むと、−10kmの位置まで進むことになります。
つまり、 (−5)×(+2)=−10 ということになります。そこで、生徒に「それでは (−5)×(−2) は、自動車がどういう進み方をすることですか。」と発問し、意味を考えさせます。この式だと「左向きに時速5kmの速さで進む自動車が、変速レバーを後退に入れて2時間進んだときの位置」ということになります。つまり+10kmの位置まで進むことになるので、 (−5)×(−2)=+10
となり、(負の数)×(負の数)=(正の数)
を容易に導き出すことができました。
正の数・負の数の乗法・除法(自動車)
正の数・負の数の除法
第1学年の正の数負の数の
除法の計算を理解させるため、下の板書のように、下に張ってある数直線の右方向(青い車)を東、左方向(赤い車)を西として、0を現在いる位置とします。東に時速2kmを時速+2kmと考えると西に時速2kmは時速−2kmとなります。西に時速2kmで走る車が10kmの位置にいたのは5時間前ということになるので、(+10)÷(-2)=(-5)を導くことができます。